未知草のーと(ミチクサノート)

身近な自然に目を向け,小さな不思議や小さな発見を綴っていきます。 東京暮らしの日々にも,ちょぴっと楽しみを添えてくれる自然たちです。

だれだっけ

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たまーに出会うこのお方。

外来種なのですが,セイヨウタンポポヒメジョオンみたいに,どこにでもいるっていう訳ではないんだよね。

 

しかし。たまにしか出会わないから,名前が分からない。

えーと,どちらさまでしたっけ?って感じ。いや,まだお名前を伺っていなかったかも。図鑑を何冊かペラペラ…。うーん,載ってない。やはりまだそんなに浸透していない外来種なのでしょうか。

 

わからない時は,グーグル大先生に聞こう。「雑草 紫 小さい花」で検索…。あ,出てきた。

ヤナギハナガサという,クマツヅラ科の植物だそうです。

 

1個1個の花の大きさは,前回書いたハキダメギクと同じくらいだけれど,「ハキダメ(ゴミ捨て場)」のオーラは全くない! それもそのはず。園芸植物として導入されたものが野生になったのだから。

 

外来種はこれ以上増えてほしくないけれど,これから何年かでヤナギハナガサに出会うことは多くなるのかな,どうなのかな…。

道草の種類からも,時の流れを感じられるかもしれません。