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未知草のーと(ミチクサノート)

身近な自然に目を向け,小さな不思議や小さな発見を綴っていきます。 東京暮らしの日々にも,ちょぴっと楽しみを添えてくれる自然たちです。

夏の桜

今日は桜を堪能しました。

 

 

え,桜?この真夏に??

と思う方が大半だと思いますが,サクラの木は一年中その場所で生きてるんだよね。ってことで,さっそく観察だー(^^)

 

いつもは道草が相手の私なので,とりあえずサクラと戯れたいと思い・・・。しかし木まで高さがあって届かなかったので,とりあえず葉っぱ拾ってきました。

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ちょっとインテリア〜みたいな感じに,ぱしゃり(笑)この季節になると,ちょっと黄色くなりかけた葉もちらほら。普段は踏んづけちゃってる葉っぱも,やっぱりよく見るときれいだな〜。

 

それとこれ。

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よく見ると葉っぱの付け根に,できものが2つ。たまたまできたのではなくて,全部の葉にお揃いのボチボチがある。

 

こいつらの正体は,なんと蜜腺!!花じゃない部分から蜜を出すから,その名も「花外蜜腺」。蜜が好きなアリをおびき寄せ,そのアリを利用して,害虫に葉を食べられないようにしている・・・と考えられているようです。

 

こういう不思議なしくみも,生き物たちの長〜い進化のなかで,できたんだよなぁ。このスケール,25年しか生きていない私には想像できないっす(笑)

 

以上,残暑の桜の楽しみ方でした。

細部にこそ命は宿る

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こう見えても,これは花なんです。名前はヤブガラシ。薮を枯らしてしまうほど生い茂ることが,名前の由来。それほど身近に,迷惑なくらい生い茂っています。

 

カラフルな花びらはありません。花びらなのか萼(がく)なのか分かんないやつが,周りに4つ。

 

こういう分かんないやつ,つまり花びらか萼か見分けがつかないものは,花被片(かひへん)とまとめて呼べます。あら便利。

 

一つひとつの花の大きさは5mmほど(話逸れるけど,このブログなんだか5mmの花の紹介が多いですね笑)。そしてなんとこの花,咲いてから枯れるまでの間で,姿がガラリと変わるんです!!

 

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始めはオレンジ。しばらくすると,花被片とおしべが取れ,めしべが上へ伸びます。そして最後には,ピンクにお色直し! これらの変化は,花を訪れる昆虫と深い関係があるようです。

 

5mmの世界の,からくり仕掛け。

5mmの世界の,小林幸子です。

自然からの脅迫状

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道草くってると,こんな脅迫状をもらうことがあります。鉛筆の先よりも小さいXが,こんなにたくさん。気づかぬうちに,服にくっついてたりするんです。

 

大学生のころに初めてもらったときは,犯人が分からず泣き寝入り。そして今日,またもらってしまった。今回こそ犯人を特定せねば!!

 

 

調べたところ,犯人はこいつでした。

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シマスズメノヒエという,イネ科の植物の穂です。これでも立派な花で,Xの正体はおしべの葯(やく)。葯がX状に開き,花粉が出ていったのかぁ。

 

車道のコンクリートの割れ目から,にょきっと生えているところを逮捕しました。めでたしめでたし…!

だれだっけ

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たまーに出会うこのお方。

外来種なのですが,セイヨウタンポポヒメジョオンみたいに,どこにでもいるっていう訳ではないんだよね。

 

しかし。たまにしか出会わないから,名前が分からない。

えーと,どちらさまでしたっけ?って感じ。いや,まだお名前を伺っていなかったかも。図鑑を何冊かペラペラ…。うーん,載ってない。やはりまだそんなに浸透していない外来種なのでしょうか。

 

わからない時は,グーグル大先生に聞こう。「雑草 紫 小さい花」で検索…。あ,出てきた。

ヤナギハナガサという,クマツヅラ科の植物だそうです。

 

1個1個の花の大きさは,前回書いたハキダメギクと同じくらいだけれど,「ハキダメ(ゴミ捨て場)」のオーラは全くない! それもそのはず。園芸植物として導入されたものが野生になったのだから。

 

外来種はこれ以上増えてほしくないけれど,これから何年かでヤナギハナガサに出会うことは多くなるのかな,どうなのかな…。

道草の種類からも,時の流れを感じられるかもしれません。

今年も会えたね

私が毎年,この季節になると気にかける花です。

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キク科のお花で,大きさは5mmくらい。

 

よく見ると。かわいいかもしれない。5mmの世界のなかに,幾つものパーツが緻密に組み合わさっている。

 

(※補足。キク科の花は,たくさんの小花が集まって1つの花をつくっています。花びらのない筒状花が中心に集まり,花びらをもつ舌状花が外側についています )

 

ところがどっこい,この花の名はハキダメギク。ハキダメ,掃溜め,つまりゴミ捨て場。外来種の彼らは,どうやら世田谷区のゴミ捨て場の近くで初めて見つかり,こんな名前になったそうです。

 

そんなぁ。でも言われてみると,確かに,ハキダメなんて言われるようなオーラは感じなくもない。タンポポなんかに比べると地味で小さいし,花びらもあるんだかないんだか…ささやかすぎるし。

 

ちょっとかわいそうだけど,けなげだから,気にかけちゃうのかな。

オシロイバナ

ブログを始めて早々に言うことではありませんが,最近夏バテ気味です。我が家は駅から遠いので,こんな日は特に疲れます。笑

まぁこの立地をポジティブにとらえると,道草のチャンスが多いってことかな。とにかく今日も午前中から暑い中,最寄り駅まで自転車をこいでいたら…

 

あれ,オシロイバナが咲いてない。

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彼らは好き勝手な時間に咲く…のではなく,それなりの理由があるはず。そこで,ちょっとオシロイバナについて調べてみました。

 

オシロイバナはメキシコ原産の植物で,英語ではthe four o’clockと言うのだそうです。4時,ということは…!

 

また,原産地メキシコでは研究もされていて,論文が出ていました(Martinez del Rio and Búrquez 1986)。ふむふむ。どうやらスズメガという蛾のなかまが花を訪れるとのこと。確かに花も細長くて,蛾の長い口にぴったり。

 

さらにオシロイバナは,花が閉じるときに,めしべがクルクルと巻かれて自分の花だけで受粉することができます。さすが雑草,誰かに頼らずに生きる術をもっていて,すごい。

 

そんなこんなですが,帰宅はやや遅くなり,夕方6時半に朝と同じ場所に行きました(the four o’clock でなくthe half past sixになったけど…sorry!)。

 

f:id:misaki_miz1nko:20160806004612j:plainお,いっぱい咲いてる^^ 自分の目で確かめられたから,ちょっと嬉しい。

 

うちの近くでスズメガを見たことはありませんが,夜にスズメガオシロイバナを訪れる瞬間を見たいなぁー。淡い期待をもって,今度ちろっと見てみようと思います。